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2021.10.25
サステイナブル

世界の気候変動の現実④ 巨大会計事務所が従業員全員への気候変動教育に着手

世界最大の会計事務所であるデロイト(Doloitte Touche Tohmatsu)は去る8月、33万3000人の従業員全員に対する気候変動教育のイニシアチブを開始した。

気候学習プログラム

同法人は、環境団体WWFと提携し気候変動に対処するために必要なスキルを全従業員に提供する為の気候学習プログラムを作成。このプログラムでは、主に気候変動対策をすでに講じている同法人のスタッフによるビデオやインタラクティブなデータビジュアル、及び顧客の声などにより構成されており、気候変動の主たる原因から、経済・社会・環境的インパクトまで気候危機の深刻さに関する従業員全員のリテラシーを高めることを目的としている。デロイトによれば、レッスンは今後6ヶ月間行われるとのことで、CEOであるパニー・レンジェン氏は「気候変動に対処するには、それを理解する必要があります。(中略)私たちは33万人全員を教育し、刺激する事で気候変動への取り組みに必要な規模で集団行動を推進することが出来ます」と語る。

ビジネスが変わる時

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